2012-02-22

「高清水」で有名な秋田酒類製造の酒蔵開放に行ってきました


秋田県内では、2月に酒蔵開放が頻繁に行われています。

今回は、2012年2月18日(土)に行われた秋田酒類製造の酒蔵開放に行ってきました。
日本酒の銘柄としては、高清水が有名です。

この日は朝から生憎の猛吹雪。
みんな建物の中に非難してたので、どこも大混雑でした。

門の入り口で引換券を受け取って敷地内に入ります。


総合案内所の扉も猛吹雪で凍ってます。


猛吹雪の中、早速酒蔵見学へ。
6階建てでとても大きな近代的な建物です。

見学スタートは6階から。
髪の毛が落ちないように配られたキャップを被って見学開始。


下って5階。

福禄寿酒造の蔵開放でも見た、精米歩合別の酒米サンプルが展示されてました。
この階で精米したお米を蒸米にしています。


同じく5階。
酒母(蒸米、麹、水を混ぜ合わせたもの)作りの様子も見学できました。
これは、貯蔵してすぐのもの。

元気な清酒酵母を育ててます。


部屋の中に酒母が入ったドラムがたくさん並んでいます。


これが貯蔵して3日目の酒母。
発酵してシュワシュワいっています。


これが貯蔵後13日目の酒母。
発酵が進み、かなり量が少なくなっています。


下って4階。

日本酒の発酵タンクを見学。
醪の甘い香りが広がります。

ちなみに、タンク内は発酵時に発生するガスで酸素濃度がほぼ無い状況です。
そのため、毎年日本全国の酒蔵で、何人かの方が作業中に気を失ってタンクに落ちてしまい、そのまま亡くなってしまう事故があるそうです。

そのため、落下防止のための柵がタンクに付いてます。


5階で作った蒸米を発酵タンクに入れる様子。
チューブの中をたくさんの蒸米が通っていくのが見えました。


下って3階。

上槽(発酵が終わった醪を絞って新酒と酒粕に分けること)の機械を通ったしぼりたての新酒と、その新酒を貯蔵するタンクが、部屋いっぱいに並んでいました。

同じ階には袋吊りという、昔ながらの圧力をかけないで日本酒を絞るための専用の部屋もあり、特別な日本酒を使っているとのことです。

貯蔵で日本酒の熟成が終わると、アルコール度数や香味の調合を経て、壜詰されて日本全国へ出荷されます。


一通り見学したので1階へ。

入り口で受け取った引換券がここで登場。
何と引き換えるかというと、、、


絞りたての酒粕の詰め放題!
みんな群がってました。
中には子供に袋一杯詰め込ませてるお母さんも。。。

こんなにもらってどうすんの!?と思ってましたがが低温保存で約半年間持つそうです。


建物変わって日本酒の試飲と販売会場へ移動。

なんだかんだで、酒蔵開放で一番楽しみなところです。
外が寒いだけに、中は大混雑でした。


試飲を楽しむ皆様。

片っ端から飲んで全部おいしかったですが、特においしかったのは絞りたての生酒。
酒蔵開放でしか飲めません。

ほかにも、市場には出回っていない銘柄もいくつか並んでたので購入。
東京のとあるお店に届ける予定です。


外に出ると、酒蔵の前で酒蔵開放を盛り上げていた秋田ダースコちんどん隊のみなさま。
知人が活動してるので、みなさまとはほぼ顔なじみです。

猛吹雪のなか元気にちんどんされていました。この吹雪で楽器も凍ったらしいです。。。


酒蔵開放は2回目でしたが、とにかく楽しい!
ここでしか買えない日本酒がたくさんあるし、試飲し放題だし。

またどこかの酒蔵開放行きたいな。

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